天 竜
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支部の概要 設 立 昭和42年5月29日 沿革 昭和40年 東海支部指導により上下伊那 歴代支部長(理事長)
初代 高坂 公翁 9代 春日 昭彦 |
設立の経過・事業活動概要
当地区では天竜川流域の良質な骨材資源に恵まれ、大正時代より諸々のかたちで砂利採取が行われてきた。特に、昭和36年三六災害の膨大な砂利需要に対し、
多くの業者がこれに対応し大きく発展した。又、日本経済の高度成長による建設業の飛躍的発展が、砂利業界に発展をもたらした。昭和39年、河川管理制度を
抜本的に見直した新河川法が制定され、その施行を目の前にして、当時の建設省天竜川上流工事事務所の強い指導により、河川行政を円滑に進めることと、砂利
業界の近代的発展をはかり専業者が協調・団結することを目的とした業界団体天竜川上流部会が結成された。さらに昭和40年下伊那地区の業者により飯伊砂利
採取販売協同組合が設立されたのに呼応して上伊那地区では、上伊那砂利組合が設立されたが、その後上伊那地区の業界再編により、昭和42年に天竜川上流砂
利採取販売協同組合が設立された。両組合は相携え天竜川上流部会、日本砂利協会(東海支部)に加入した。砂利業の先進地である同支部の良い影響も受け、活
発な活動を展開してきた。 南信砂利資源開発協同組合とその背景 昭和53年4月に天竜川本川での全面採取禁止との規制計画が示された。このことは当業界にとって重大な影響を及ぼす事象であり、資源の確保と骨材の安定供 給という社会的使命を如何に果たすか深刻な課題となった。かかる事態を見据え、将来に向けて抜本的対策が必要であるとの認識に基づき、当時の建設省、長野 県の指導を仰ぎ、飯伊砂利採取販売協同組合、天竜川上流砂利採取販売協同組合と組合未加入の全業者を集結し、昭和51年骨材資源の開発と確保・骨材の安定 供給を目的とし当業界においても特異な存在ではあるが認可申請並びに採取業務の一切を統轄運営する機関として重要な役割を果たしている。 |