設立の経過
昭和40年4月1日河川法の改正により天竜川が一級河川に編入され、河川管理が当時の建設省(現国土交通省)に移管されたのを機に、従来飯田市及び下伊那
郡下に於いて砂利生産を行っていた業者(7社1公営)が協議の結果、全員参加して協同組合の設立を決め、直ちに飯田市追手町に事務所を設け組合設立申請業
務を開始、同年6月3日長野県知事より認可を得、翌4日正組合員7社9事業所を以て登記を完了し、公営1事業所を員外扱いとし組合業務に入る。
その後砂利採取業を兼業としている建設業者側よりの申し出により、新たに7名の組合員を迎え、名実ともに飯伊地区の砂利採取業者の一本化が出来上がり、
本組合と長野県建設業協会飯田支部との協調性が高まり、骨材の需要供給が円滑化され本組合の強化発展に寄与する事となった。
昭和41年に信濃建材株式会社が組合に新規加入、組合員の増加等により事務所が手狭になったため、昭和42年3月現在地の飯田市上郷別府(当時は下伊那
郡上郷村別府)の地に事務所(飯伊不動産所有)を借家移転した。又、昭和43年に飯田市営砂利採取所が民営移管され、飯田砂利株式会社に業務が引き継がれ
正規組合員となる。昭和48年大鹿砕石株式会社、昭和51年小渋開発株式会社が組合に加入、平成17年有限会社天竜建材が廃業脱退し現在に至る。
事業活動概要
1.組合員の取扱う骨材の共同販売 2.組合員の取扱う骨材原石の共同採取 3.組合員の従業員の最低賃金に関する協定 その他組合員の事業に関する協定 4.組合員に対する事業資金の貸付け 5.組合員の経済的地位の改善のためにする 団体協約の締結
6.組合員の事業に関する経営及び技術の改 善向上または組合事業に関する知識の普 及を図るための教育および情報の提供 7.前号の事業のほか組合員の福利厚生に関 する事業 8.前各号の事業に附帯する事業
受賞
昭和45年 長野労働基準局長団体賞表彰
昭和62年 「小さな親切」運動本部表彰
平成3年 長野県知事表彰
平成9年 長野県中小企業団体中央会会長表 彰
平成13年 全国中小企業団体中央会会長表彰
平成18年 中小企業庁長官表彰
|